SEのアウトプット練習帳

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情報処理試験(ネットワークスペシャリスト)の対策と勝因分析

2017年秋に受験したネットワークスペシャリストの対策と勝因分析です。
まずは、下記の通りの結果でした。

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午後Ⅰまではある程度(7割)を取って合格し、午後Ⅱについては61点でギリギリでした。
次にIPAが毎回出している統計情報を見てみましょう。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:統計情報

 特に注目すべきは、下記のネットワークスペシャリスト試験のPDFです。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:統計情報:得点分布・評価ランク分布

午後Ⅱを見ると、60~69点が1016名で50~59点が1040名です。

私の受験した感覚としては、午後Ⅱは60点に到達していないんじゃないかという感覚でした。
ただ、蓋を開けてみると61点で合格していました。

何を言いたいかというと、午後Ⅱについては合格率の調整のために得点調整がされているのではないかということです。
この点について、IPAは公式見解を出していないので推測の域は出ないですが、十分に考えられるかと思います。

 なので、試験対策で勉強をするときは、60点を取るための勉強と他の受験者が正解するような問題を落とさないような勉強が必要かと思われます。

その辺をふまえて、試験対策で行ったことを以下に記載します。

1.教科書

まず、教科書については何種類か買うことをオススメします。
#基礎的なものと網羅的なものを2冊程度

①L2、L3の話、TCP・IPの話の基礎を抑えるために利用

②網羅的に書かれているもの1冊目 ※毎年2月ぐらいにその年の改訂版が出るようです。

③網羅的に書かれているもの2冊目 ※毎年5月ぐらいにその年の改訂版が出るようです。

2.問題集

①午前Ⅰ・Ⅱ対策
過去問をひたすら解いて、安定して8割取れるようになればOKです。
問題はIPAからダウンロードし、解説はWebサイトのもので十分です。
#良く分からないところは教科書で理解を深めるようなイメージです。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題
ネットワークスペシャリストドットコム

②午後Ⅰ・Ⅱ対策

午後についても過去問を解く形式で勉強するのが良いです。
ただ、午前Ⅰ・Ⅱと異なるのが、なぜその解答になるのかを腹落ちさせ、何回解いても同じ解答に辿り着くようにする必要があります。

ポイントとしては、過去4,5年分を複数回(少なくとも2回、できれば3回以上)解く必要があります。
#苦手な(難しいと感じる)問題は、2回目解いても6割に到達しないと思いますので、どの要素技術の理解が浅いか、問題を読み取れていないかを確認し、ケアして、3回,4回と解く必要があります。
#あと、社会人であれば土日祝の勉強が主になるかと思いますので、何日に何年分のどの問題を解くかを綿密に計画してから取り掛かったほうが良いです。(都度計画は見直すこと。)
#午後Ⅰの1問や2問ぐらいであれば、平日の帰宅後にも解けるかと思いますが、午後Ⅱになるとかなりしんどいので、時間のある土日に回した方が良いです。
#また、休日1日使っても午後Ⅱ問題については、2問解いて解答を熟読したら、まる1日ぐらい掛かるかと思います。

あと、午後Ⅰについては1問、午後Ⅱについても1問、毎年新出問題(最近であればIoTやSDN等の旬の問題)らしきものが出題しますが、結局は基礎的な要素技術の積み重ねと問題の十分な読み取りができれば解けるようにはなっています。
#私の場合は、ネットワーク関連の業務に従事していないのと、旬な技術のキャッチアップが弱かったので、過去問で見たことのある問題を積極的に選択するようにしました。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

3.講座

講座について金銭的・時間的に受講できるのであれば、受講したほうが良いです。
#強制的に勉強時間を確保できるのと、講師によりますが解説も分かり易いです。

iTECやTACなどがあるので、Webで調べてみてください。 

4.公開模試

公開模試については、講座に比べて金額的にも安いのでぜひ受けた方が良いです。
できるだけ早い日程のものを受験して、手応えの確認、時間の感覚を養った方が良いです。
模試と同じ問題が本試験で出ることは稀ですが、間違えた問題の要素技術については必ずケアしておきましょう。(出題されると必ず後悔します。)

こちらもiTECやTACなどがあるので、Webで調べてみてください。

5.その他

あと、細かいところでは下記です。
・最新のネット技術のキャッチアップ
 1年ほど日経NETWORKを購読しました。
  新旧満遍なく技術の説明や障害事例の記事などがあるので、良い気分転換にはなります。
 (試験対策になったかは微妙なところですが。。)

・解いた問題や解答をノートにまとめておく
 私の場合は問題をA4白紙のルーズリーフに印刷し、自身の解答と合わせてバインダに纏めるようにしていました。
 

・当日は会場で見直しできないつもりでいる
 休憩時間に教材を見られる時間は意外に短いですし、午後は特に頭を休めた方が良いです。

・当日の昼食は早めに確保
 会場近くになるにつれて食糧難になります。
 会場最寄り駅の中か駅近のコンビニか等で確保することをオススメします。

 

記事は以上です。
受験される方のヒントになれば幸いです。